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天井を黒ペンキで塗装するのに必要な道具と費用・施工方法とは?
天井を黒ペンキで塗装する施工方法は以下の通りです
[天井のペンキ塗装のやり方(施工方法)]
- 壁一面を雑巾がけする
- 天井の凸凹を直す(下地補修)
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装をする
- 後片付けをする
※床は、これからタイルカーペットを張るので養生なしで挑みました。
※シーラーもペンキが黒なので、アクが出たとしても目立たないと判断してシーラー作業もなしで挑みました。4年経過した天井も紹介しますね。
↓DIYでペンキ塗装をして、和室の天井が完成しました。
↓下の写真は古民家を購入して移住した直後の和室の天井のbefore写真です。
↓完成した写真
●4年経過した天井写真。シーラーなしでもキレイな状態を維持しています。
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我が家の和室事情
今回DIYする和室は、移住当時4.5帖でしたが、床の間と押入れを壊して、6.5帖にした和室です。
6.5帖にDIYした和室の天井の広さは、約11㎡です。
この和室が一番湿気とカビと匂いがひどく、腐りかけている床と天井が一部分にありました。
↓下の写真は我が家の間取りで、赤枠で囲った場所が今回、DIYする和室です。
DIYで天井を黒く塗装してリフォームすることにしました。
色が黒なので、部屋が暗くなるのではないかと色の選択に不安がありましたが、満足のいく天井に仕上がりました。
それでは詳しく、天井塗装の施工方法について詳しく解説していきますね。
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DIYで天井を塗装する時に必要な道具とは?
天井を塗装する時に実際に使用した道具を紹介します。
この道具はあったほうが便利なので、これらを参考にして買い揃えることをオススメします。
DIYで天井を塗装する時に必要な道具 | ||
道具名 | 写真 | 使用用途 |
マスキングテープ |
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養生テープ |
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マスカーテープ |
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ブルーシート |
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脚立 |
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パテ材 |
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下塗材 塗料 |
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塗料 |
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塗料かく拌棒 |
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ローラーバケ |
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つぎ柄・伸縮タイプ |
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ペンキ刷毛 |
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ローラートレイ |
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軍手(ビニール手袋) |
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雑巾 |
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フェイスタオル |
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↓今回、紹介した道具以外にも我が家でも買い揃えて利用した便利な道具です。
我が家でも利用した便利な道具 | ||
道具名 | 写真 | 使用用途 |
ローラーハンドル |
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ローラー |
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バケット型ローラートレイ |
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バケット型万能用ローラーバケ 5点セット |
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セット売りなども、初めて道具を揃える方には、DIYを始めやすいかもしれません。
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今回の天井のペンキ塗装DIYで実際にかかった費用とは?
私たちの場合、家全体をDIYしているので最低限の道具は揃っている状態でした。
そのため、天井のペンキ塗装DIYのために購入した商品の費用は以下の通りです。
商品 | 費用 |
塗料 | 2,000円 |
パテ材 | 600円 |
合計金額 | 2.600円 |
合計2,600円で壁のペンキ塗装DIYを行うことができました。
今回買った塗料について
今回の天井DIYで使った塗料 | ||
商品名 | 写真 | 購入場所と費用 |
プリーズコート 塗料 黒 4Kg |
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中古の塗料を売っているので安く手に入れることができます。
↓我が家がいつもお世話になっている塗料屋さんです。
↓楽天などでも購入することができます。
天井などの高い所を塗るポイント
- 天井を塗る場合は、壁よりも先に塗り上げてしまうのが基本です。
- 天井付近の高い場所は、継ぎ枝を使って塗ると方法もあります。塗り残し部分があるとムラになってしまうので注意しながら塗りましょう。
- 天井に塗るときは、ペンキが落ちやすいので頭にタオルなどを巻いて保護して下さい。
ポイントを押さえたら作業開始です。
DIYで天井をペンキ塗装する施工方法とは?
我が家が行なった天井のペンキ塗装のやり方(施工方法)を手順ごとに紹介しますね。
[砂壁をはがし後のペンキ塗装の施工方法]
- 壁一面を雑巾がけする
- 天井の凸凹を直す(下地補修)
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装をする
- 後片付けをする
詳しく解説していきますね。
step1.壁一面を雑巾がけする
築47年以上で長年使われていないので、天井にホコリや汚れがいっぱいです。
その上からペンキで塗装すると汚くなりますしムラになるので拭き掃除をしていきます。
step2.天井の凸凹を直す(下地補修)
凸凹のある天井はパテで埋めて直します。
パテの役割は充填剤(穴やヒビなどの欠損部分を埋めて修復するための材料)として使用されたり、接着剤として使用されるのが一般的です。
パテは殆どが粘土のように柔らかく自由に形を変えられる素材であるため、様々な欠損箇所に、形を合わせて用いることができ、補修を行えます。
さらに時間が経てば硬化するため研磨を行うことで整形でき、仕上がりを美しくできる他塗装をすることができるため、欠損箇所を周りに合わせた色にすることで修繕の仕上がりを目立たない様にすることが可能です。
↓白く塗ってある場所がパテ処理した部分です。
壁から天井に繋がってあった棚を解体した時に、天井に穴があいてしまいパテ処理しました。
パテ処理のやり方
パテをヘラに乗せ、壁に対して垂直に近いくらい立てた状態で壁の端から内側へ刷り込むように動かします。
凸状に出っ張ったパテや、はみ出したパテがあったらヘラで削り、平らにならします。
更にパテが乾いた後にサンドペーパーをかけるとつるつるで平坦な下地になります。
凸凹のまま、上にペンキを塗るとそこだけ浮き上がり、目立ってしまいます。
↓パテ処理した場所をペンキで塗りました。
↓パテ処理した場所が乾いた天井の様子で、パテ処理箇所が分からないくらいキレイに塗れていますね。(自画自賛?!)
↓我が家は、こちらのパテ材を使いました。ヘラが付いているので便利です。
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step3.養生をする
ペンキDIYに必ず必要となるのが養生です。
養生とは、ペンキを塗らない(塗りたくない)ところに塗料が付かないように保護することです。
また、ペンキをキレイに仕上げる最大のコツでもあります。
丁寧な養生がペンキDIYの成功のカギになります。
DIY中の和室は床は靴で歩き、壁も塗装前で汚れても良い状況でした。
↓マスキングテープを使った養生作業の様子の記事があるので参考にしてください。
↓養生についての詳しい情報がのっています。
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step4.ペンキを塗る
- ペンキはよくかき混ぜた上でバケット(容器)にいれます。
- バケットにいれるペンキの量はバケットの半分までにします。
- バケットにローラーを浸し、網部分でしごいて余分なペンキを落とします。
- 垂れない程度にたっぷりとつける方が、作業がしやすいです。
↓今回、天井塗装に使う塗料で、色は黒です。
↓ペンキはよくかき混ぜた上でバケット(容器)にいれます。
バケットにローラーを浸し、網部分でしごいて余分なペンキを落とすスペースが必要になるので、容器にペンキを入れる量は気をつけましょう。
↓どのような黒なのか気になり、刷毛の先につけてみました。グレーに近い黒ですが、塗るとまた発色が違うので仕上がりが楽しみです。
↓ハケとローラーを持てば、塗る準備は完璧です。
刷毛(はけ)とローラーを持って、いざ出陣です!!
↓床の間(とこのま)があった場所からスタートしました。
ローラーはスポンジのような素材です。
そのため塗料を吸い込み過ぎてボタボタ床や顔に落ちないよう、容器の内側でコロコロして適度な量にします。
垂れない程度にたっぷりとつける方が、作業がしやすいです。
バケット内に網がある場合は、網部分でしごいて余分なペンキを落とします。
ローラに適量のペンキをつけることができずに、ポタポタ頭に垂れてペンキまみれになりました。
適量のペンキをつけることが難しいことが判明しました。
何回かやっていくうちにコツがつかめますよ!
↓脚立で移動しながら塗っていきます。
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ハケで細かい部分を塗る
天井の際や溝などのローラーで塗りにくい細部は、 ハケで塗っていきます。
ハケは鉛筆持ちで、手首のスナップを利かせて柔らかく動かします。
↓天井の溝を塗る時は、なるべく毛先を立てて塗るのがコツです。
↓天井の溝をハケを使って塗っている様子です。
↓ハケで溝を塗ったら、広い面はローラーを使って塗る、といった工程を繰り返し行います。
↓この黄色の脚立は、アメリカ製でとても丈夫で、デザインも可愛くておしゃれで気に入ってます。
↓ハケとローラーは交互に使い分けながら塗りすすめていきます。
↓広い面をローラーで塗っている様子です。
↓天井の溝をハケで塗っている様子です。
↓だんだん塗装作業が終了に近ずいてきました。
↓後は、押入れのあった場所の天井を塗れば完成です。
↓天井を塗り終えたので、次は柱などを塗っていきます。
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天井を塗り終えたら柱を塗る
塗り方のポイントは上から下、天井から床に向かって塗っていくとです。
↓脚立から降りて柱を塗っています。
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step6.後片付けをする
塗装終了後はただちに塗装用具に付いている塗料をヘラや新聞紙に塗りつけて落とし、水性なら水、油性ならペイントうすめ液で下洗いします。
その後、中性洗剤で洗います。
なお、洗浄中は手袋を着用して、手荒れを防ぎましょう。
洗い終わったハケは陰干します。
使い残した塗料はしっかりフタをして保存します。
また、養生を行なった場合は、マスキングテープやブルーシートなどをペンキが乾いたら片付けます。
それでは、完成した写真をみてみましょう。
天井塗装の完成したbefore・afterの写真
↓before
↓after
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まとめ
我が家が行なった天井のペンキ塗装のやり方(施工方法)を振り返ってみましょう。
[砂壁をはがし後のペンキ塗装の施工方法]
- 壁一面を雑巾がけする
- 天井の凸凹を直す(下地補修)
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装をする
- 後片付けをする
天井を塗り終えると劇的に部屋が生まれ変わりました!
本当にかっこ良くなってくれたと感じています。
黒の塗料を使うことに、はじめは仕上がりに不安もありましたが、いまではとても気に入ってます。
塗装すると雰囲気が変わるのは当たり前ですが、空気感さえも変わってきます。
それほどペンキ塗装は劇的な変化を得られます。
まさに、ペンキマジックです。
↓砂壁を剥がした後のペンキ塗装の様子の記事もあるので、よければ参考にしてみてください。
↓この和室部屋の、壁もDIYで壊しちゃいました!