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ブリックタイル壁の目地詰めに必要な道具・費用や、目地材の作り方・やり方とは?
キッチンの壁にブリックタイルを貼りました。
↓DIYで、ブリックタイルを貼り・目地詰め作業を行い、キッチンの壁が完成しました。
その際に、目地を作る(入れる)必要がありました。
目地とは、タイルや石材などの部材と部材の継ぎ目(隙間)の事です。
目地を作る必要があった理由は以下の通りになります。
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目地を作る(入れる)理由とは?
ブリックタイルの性質上、作りが直線ではないので、タイル1枚1枚の微妙なサイズのバラつきを調整することが必要になるからです。
また、ヒビ割れや剥離・脱落などを緩和する重要な機能も持っています。
タイルは環境条件によって、熱等により伸縮を起こします。
すると、タイルが欠けたり、ヒビが入ったり、最悪の場合は剥がれ落ちることもあります。
目地には大切な役割があるのね!
ブリックタイルを施工する場合は、目地本来の機能を活かし、尚且つ、目地を楽しいましょう。
基本的に目地材を使用して、目地部分を埋めます。
下の写真の左側が目地詰めする前のキッチンの壁の様子です。
この壁の目地をDIYして写真右のように、白の目地材を使って壁をリフォームしました。
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壁タイルの目地詰めに必要な道具とは?
目地詰めのDIYをするときに実際に使用した道具を紹介します。
この道具はあったほうが便利なので、これを参考にして買い揃えることをオススメします。
道具名 | 写真 | 使用用途 |
目地材 |
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平目地コテ |
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コテ板 |
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バケツ |
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専用目地袋 |
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軍手(ビニール袋) |
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ブルーシート |
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濡れタオル |
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今回の目地詰めにかかった費用とは?
私たちの場合、家全体をDIYしているので最低限の道具は揃っている状態でした。
そのため、この目地詰めのDIYのために購入した備品の費用は次の通りです。
商品 | 費用 |
目地材 ※詳細については下を参照してください |
2,370円 |
平目地コテ(2本) | 260円×2本=520 |
合計金額 | 2,890円 |
2,890円で、目地詰めすることができました。
※目地材の詳細な費用について
今回、2種類の目地材を使いました。
購入した目地材の詳細をお伝えします。
商品名 | 写真 | 費用 |
トーヨー インスタント セメント 白色4㎏ |
770円×2=1,540円 | |
トーヨー ひび割れ補修用 ペーストモルタル |
830円 | |
合計 | 2,370円 |
万が一のためにインスタントセメントは2袋買いました。
ホームセンターコメリで1袋770円で2袋購入。
でも、1袋で足りると思います。
作業要領が分からず、1袋目はセメントが半分以上固まって使えないというアクシデントが起きたのです。
このアクシデントがなければ、セメント1袋と先ほど紹介したペーストモルタル1つあれば、我が家のキッチンの壁4㎡の目地を塗ることができます。
また、目地の狭い場所や曲線の場所には、ノズル式のペーストモルタルがあるとキレイに塗ることができることがわかりました。
↓砂が不要で、水を加えるだけで、セメントが作れてしまう優れものです。
ひび割れ補修用ペーストモルタルもコメリで購入。
上で紹介したインスタントセメントがなくなったので、追加で買ったのですが、曲線部分が塗りやすく使いやすいことが判明。
広範囲だと、何本も買わなくてはいけなくなるので、狭い範囲での使用にはオススメです。
ブリックタイル壁の目地詰めのやり方とは?
我が家が行なった壁タイルの施工方法を手順ごとに紹介します。
[我が家が行なった壁タイルの施工方法]
- 目地材を作る
- 目地詰めをする
- 絞り袋で目地材を絞り出してみる
- 目地詰めが完成したら削る
- 目地の狭い場所・曲線部分・仕上げにはノズルタイプを使う
- 目地材が乾燥すれば完成
- タイル表面についた接着剤の拭き取りと養生撤去をする
詳しく解説していきますね
step1.養生をする
最初にするべきなのが、養生です。
タイルと関係ない床やは、ビニールマスカーや養生テープを貼っておきましょう。
目地材や接着剤が落ちてしまうことが多いため、床や施工する面の側は特に重点的に行います。
step2.目地材を作る
ブリック目地の作り方のポイントは、水を少しづつ入れて練り、水分は袋に記載の通りに入れます。
水分が多すぎると乾いた時にポロポロと落ちます。
適量の水分を混ぜてください。
目地材の硬度は柔らかすぎず硬すぎず…。
目安は、耳たぶの柔らかさになるくらいに練り上げます。
足らない場合は再度水を足し、練り上げてください。
2つ目のポイントは、広範囲を目地詰めする場合、目地材はたくさん作らないことです。
我が家の場合、4㎡という広範囲に及ぶ目地詰め作業になります。
目地材を作る量は、少なめにして下さい。
4㎡の壁には1袋全部使い切ることができるという安易な考えで、1袋全部使って、目地材を作ってしまいました。
結果、半分の目地材は乾いて固くなり使うことができなくなり、捨てることになりました。
原因は、慣れない目地詰作業に時間がかかったのと、たくさんの目地材の作りすぎになります。
目地材を無駄にしないためにも、目地材の作りすぎには注意が必要になります。
作った目地材を固まらせないためにも、1度に大量に目地材を作ることはやめましょう。
↓バケツにインスタントセメントを入れて目地材を作っている様子
冒頭でもお伝えした通り、水分調整がとても大事になるので、袋裏の説明書通りの水分量にするのが失敗しないコツです。
作ったセメントをコテ板に代用した端材に、セメントを載せます。
バケツからレンガコテでセメントをすくい取って作業するより、コテ板を使った方が、はるかに作業効率が良いですよ。
コテ板の代用品に、家にあった端材を使って節約しました!
↓代用したコテ板の上に、作った目地材を載せた様子です。
ブリックタイルの「切り方」についての記事はこちらから↓