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砂壁をはがし後のペンキ塗装に必要な道具と費用・施工方法とは?

砂壁をはがした後のペンキ塗装の施工方法は以下の通りです。
[砂壁をはがし後のペンキ塗装の施工方法]
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装をする
- マスキングテープを剥がす
- 塗料道具の後片付けをする
砂壁をはがし後にペンキ塗装を行いました。
↓DIYで、ペンキ塗装をして、和室の壁が完成しました。

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子
初心者だった私たちでも、砂壁を剥がしたあとのペンキ塗装で満足のいく仕上がりになりました。
↓下の写真は古民家を購入して移住した直後の6.5帖の床の間がある和室のbefore写真です。

DIYする前の6.5帖の和室の様子
↓下の写真はペンキ塗装DIYをした和室の様子です。

砂壁はがしDIY後にペンキ塗装した和室の壁の様子
我が家の壁のほとんどが砂壁で、経年劣化によって、匂いや埃がたまっていました。

DIYで家の砂壁を全部剥がして、下地材であるモルタルに直接ペンキ塗装でリフォームをすることに・・・

補修や塗り替えが大変そうで、初心者の私たちが壁のDIYできるか不安でしたが、このように自分たちでなんとかDIYすることができました。
それでは詳しく、砂壁はがし後のペンキ塗装の施工方法について詳しく解説していきますね。
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砂壁をはがした後の壁をペンキで塗装する時に必要な道具とは?
砂壁をはがし後の壁をペンキで塗装するときに実際に使用した道具を紹介します。
この道具はあったほうが便利なので、これらを参考にして買い揃えることをオススメします。
ペンキで壁を塗装する時に必要な道具 | ||
道具名 | 写真 | 使用用途 |
マスキングテープ |
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養生テープ |
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マスカーテープ |
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ブルーシート |
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脚立 |
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下塗材 塗料 |
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塗料 |
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塗料かく拌棒 |
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塗装ローラー |
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ペンキ刷毛 |
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ローラートレイ |
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軍手(ビニール手袋) |
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雑巾 |
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使用した塗料について
砂壁をはがした後の壁をペンキで塗装するために下地材塗料と、ピンクを作るために3種類の塗料を使い、合計4種類の塗料を使いました。
↓今回、使った塗料の詳細です。
今回のDIYで使った4種類の塗料 | ||
商品名 | 写真 | 購入場所と費用 |
水性ミラクシーラーエコ 下塗材 塗料 |
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エコフラット60 (屋内用ペンキ) |
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ナチュラルミルクペイント (レッド) |
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ペイント (レッド) |
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費用合計 | 4,220円 |

今回使った塗料、水性ミラクシーラーエコとエコフラット60について、お話します。
[水性ミラクシーラーエコとエコフラット60について]
水性ミラクシーラーエコとエコフラットなどの一斗缶は、いつも同じお店で買っています。
中古の塗料を売っているので安く手に入れることができます。
我が家がいつもお世話になっている塗料屋さんです。
こちらの会社「ネクストカラー」は、ヤフーオークションにも出品しており、我が家はヤフオクからの購入で一斗缶のペンキを入手。
安くて500円から、高くて3,000円なので、本当にお買い得です!!
我が家のペンキ事情についての記事はこちらから。

次に、今回のペンキ塗装DIYでかかった費用を紹介します。
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今回のペンキ塗装DIYで実際にかかった費用とは?
私たちの場合、家全体をDIYしているので最低限の道具は揃っている状態でした。
そのため、ペンキ塗装DIYのために購入した備品の費用は次の通りです。
商品 | 費用 |
塗料4種類 | 4,220円 |
マスキングテープ | 450円 |
合計金額 | 4,670円 |

合計4,670円で壁のペンキ塗装DIYを行うことができました。
↓マスキングテープはホームセンターでも購入することができます。

準備ができたらいよいよ作業です。

それでは詳しく解説していきますね。
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砂壁はがしDIY後のペンキ塗装の施工方法とは?
我が家が行なったペンキ塗装のやり方(施工方法)を手順ごとに紹介しますね。
[砂壁はがし後のペンキ塗装のやり方(施工方法)]
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装する
- マスキングテープを剥がす
- 塗料道具を片付ける

詳しく解説していきますね
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step1.養生をする

マスキングテープを使って壁を養生している様子
ペンキDIYに必ず必要となるのが養生です。
養生とは、ペンキを塗らない(塗りたくない)ところに塗料が付かないように保護することです。
また、ペンキをキレイに仕上げる最大のコツでもあります。
丁寧な養生がペンキDIYの成功のカギになります。
今回は、壁際と床を養生します。
マスキングテープで壁際を養生する

養生テープを貼っている様子
ペンキを塗らない場所にマスキングテープまたは養生テープを貼り付けます。
コンセントカバーは外して、スイッチ部分を養生テープで保護します。
ドアなどの建具や壁端の見切り部分などにマスキングテープを貼っていきます。

マスキングテープはきっちり貼ることが成功の秘訣です。

マスキングテープの端のラインが塗膜の境目となるので真っ直ぐに貼ります。

マスキングテープを貼っただけの状態ではまだテープが密着しておらず塗料が隙間に入ってしまう可能性があるので、テープの上から指でしっかり押さえて密着させましょう。
↓木材のラインにピッタリ合わせて隙間があかないようにピッタリとまっすぐに貼っている様子です。

養生テープを貼っている様子
↓脚立があると便利です。

養生テープを貼っている様子
↓6.5帖の和室はマスキングテープを貼る場所がたくさんあるので、どんどん貼り進めていきます。

養生テープを貼っている様子

養生テープを貼っている様子

養生テープを貼っている様子
↓もうすぐで、部屋全体のマスキングテープを貼ることができます。

養生テープを貼っている様子

養生テープを貼り終えた様子
角の部分は、養生に隙間ができやすいので注意してください。

塗装完了後に養生シートを剥がしたら、ペンキが漏れててがっかりした経験を何度もしてます。

なので不安な場合は、壁紙を貼るときに使うヘラで押さえつけるとピッタリ隙間なく貼ることができます。

壁際の養生が終わったら、次に床の養生を行います。
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床の養生作業を行う
床を養生する場合も壁際と同様に、マスキングテープを壁と床の境目にピッタリと合わせて貼り、その上からマスカーを貼ります。
養生範囲を広くするならブルーシートやビニールシートを敷きます。

次にシーラーを塗っていきます。
step2.シーラーを塗る

砂壁を削った後の壁にシーラーを塗っている様子
シーラーは、下塗り材という種類の塗料で、通常の塗料を塗る前に下塗りする塗料です。
シーラーの由来は、英語のシールから来ていて、覆い隠す・接着など閉じ込める意味があります。

ちなみに今回、我が家が塗る下地はモルタルです。
シーラーにはどのような役割があるのか紹介します。
シーラーの役割とは?
シーラーには3つの役割があります。
- 塗装面の下地を補強する
- 塗装した際の塗料の吸い込みを抑える
- 塗装面と上塗材との密着性を高める
以上の3つの役割があるので、ペンキを塗る前に必ずシーラーを塗ります。
1.塗装面の下地を補強する
シーラーは下地の中に浸透していくため、劣化した下地を補強する役割もあります。
塗装面となる壁は、住宅状況や経年によって劣化が起こります。
塗装というと仕上げ塗料の色や機能ばかりに注目してしまいがちですが、耐久性を維持す
るには下塗り塗装はとても大切な工程です。
2.塗装した際の塗料の吸い込みを抑える
シーラーはサラサラとして粘り気がないのが一般的です。
シーラーを最初に塗って吸収させることで、中・上塗り塗料の吸い込みを防ぎます。
また、塗装面に傷みがある場合は塗料の吸収が激しくなるため、必要に合わせて2度塗装す
るケースもあります。
3.塗装面と上塗材との密着性を高める
壁を塗るときに、塗装面と仕上げ塗料の接着が悪いと、塗膜が剥がれるなどの劣化が起こりやすくなります。
シーラーを先に塗ることで接着剤のような役割をして、塗装面と中・上塗り塗料との密着
性を高めます。

このように、シーラーは塗装をする上で大切な下塗り材になり、シーラーを塗ることで密着性や耐久性を高めることができます。
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シーラーの塗り方とは?
- シーラーはよく振ってから、受け皿に入れる。一度のたくさん入れすぎないように注意。
- 最初に角や巾木との際など細かな部分を刷毛で丁寧に塗る。
- 広い部分を塗り残しがないように大きめの刷毛かコテバケ、スポンジローラーで一気に塗る
- 2時間程度でシーラーが乾いたら、2回目、3回目と厚塗りになるように塗り重ねる。

早速塗っていきます。
↓家全部をDIYするので、一斗缶があると便利です。

壁をシーリングする際に使用するシーリング材の一斗缶
↓よく振ってからトレーに出します。

シーリング剤を容器に入れている様子
↓最初に角や巾木との際など細かな部分を刷毛やローラーで丁寧に塗る。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓広い部分を塗り残しがないように大きめの刷毛かコテバケ、スポンジローラーで一気に塗ります。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓縦方向に塗ったら、横方向に塗ることを繰り返します。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓コンセント周りもハケやローラーの先端を使って塗ります。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓シーラーがなくなったので、新たに足してかき混ぜています。

新たに足したシーラーをよくかき混ぜている様子
↓新たに塗る面も、同様に角や巾木との際など細かな部分を刷毛やローラーで丁寧に塗ります。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓角はハケを使うとキレイに塗ることができます。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
↓下地のモルタルは吸収が激しく、シーラーを塗ってもすぐに乾くので、2度塗りしました。すでに乾いた跡があります。

砂壁はがしDIY後にシーラーを塗っている様子
完全にシーラーが乾いたら完成です。

シーラーが完全に乾いたら上塗り(ペンキ塗装)をしていきます。
基本的に下塗り(シーラー等)が完全に乾燥してからの上塗りになります。
生乾きの上に塗ると変色、剥落の原因になるので、通常二三日有れば十分かと思います。
あまり空きすぎても、埃の付着など、表面が汚れますのから良くありません。

シーラーを塗ることができたら、ペンキ塗装です。
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satep3.ペンキを塗る
シーラーが完全に乾いたらペンキを塗っていきます。
塗り方はシーラーを塗るときとほぼ同じ要領で塗っていきます。
ペンキの塗り方
- 塗料は、使う前に棒などで容器の底から良くかき混ぜて均一にします。塗りにくい時は水(5%以内)を入れてください。
- まずコーナーや細部の塗りにくいところから塗ります。ミニ刷毛を使ってスポンジローラーが届きにくい場所をていねいに塗ります。
- 広い面はスポンジローラーを使って塗ります。
- 2時間程度でペンキが乾いたら、2回目塗りを行い、塗り重ねる。
- 塗り終り、塗料が手につかなくなったら、マスキングテープを取り除きます。

塗り方がわかったら、ペンキ塗装を行いましょう。
↓まず、ピンクのペンキを作ります。

白のペンキを容器に入れている様子
↓ダイソーで購入した2種類の赤の塗料を白のペンキに混ぜます。

ダイソーで購入した赤色のペンキを撮影した写真
↓2種類目の赤塗料

ダイソーで購入したペンキ
↓3種類の塗料がトレーに入っています。

ペンキをピンクに調合している様子
↓かき混ぜ棒で、よくかき混ぜます。

ペンキを調合している様子
↓赤みが足りないので、赤塗料を追加しました。

ペンキをピンクに調合している様子
↓赤塗料を加えたら、さらに良くかき混ぜていきます。

ペンキをピンクに調合している様子
マーブル模様が良いですね。

ペンキをピンクに調合している様子
↓色が変化してきました。

ペンキをピンクに調合している様子
↓出来上がりました。今回はこの色で壁に塗っていきたいと思います。

ペンキをピンクに調合している様子
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ペンキを調合できたので塗っていきます。

壁にペンキを塗っている様子
↓まずコーナーや細部の塗りにくいところから塗ります。ミニコテバケを使ってローラーが届きにくい場所をていねいに塗ります。

壁にペンキを塗っている様子
↓細かな部分には刷毛が大活躍です。

壁にペンキを塗っている様子
↓調合したピンクの色も良い感じですね。

壁にペンキを塗っている様子
↓広い面はスポンジローラーを使って塗ります。

壁にペンキを塗っている様子
↓塗り残しがないようにスポンジローラーで一気に塗ります。

壁にペンキを塗っている様子
↓まずは、縦方向に一気に塗り進めます。

壁にペンキを塗っている様子
↓縦方向に塗ることができたら、縦方向に塗ったの上を、横方向に塗っていきます。

壁にペンキを塗っている様子
↓縦と横に塗ることで、塗りムラのないキレイな仕上がりの壁になります。

壁にペンキを塗っている様子

壁にペンキを塗っている様子
この一連の動作を繰り返しおこないます。
そして必ず、2度塗りをします。
↓完成した壁がこちらです。

砂壁はがしDIY後にペンキ塗装した和室の壁の様子

ペンキ塗りが終わったら、マスキングテープを剥がします。
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step4.マスキングテープを剥がす
マスキングテープは、ペンキが少し乾いたらゆっくりとめくりましょう。
早過ぎるとペンキが飛んだりします。
遅すぎると固まったペンキが部分的に剥離してしまいます。
↓マスキングテープの剥がし方については、こちらを参考にしてみてください。

次は塗装用具の片付け方です。
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step5.後片付け
塗装終了後はただちに塗装用具に付いている塗料をヘラや新聞紙に塗りつけて落とし、水性なら水、油性ならペイントうすめ液で下洗いします。
その後、中性洗剤で洗います。
なお、洗浄中は手袋を着用して、手荒れを防ぎましょう。
洗い終わったハケは陰干します。
使い残した塗料はしっかりフタをして保存します。
やむを得ず残った塗料を捨てるときは「水性・油性兼用塗料固化材」で固化するか、新聞紙等に塗り広げ、乾かしてから可燃ゴミとして処分してください。
片付けが終われば、作業は終了となります。

完成したbefore・afterの写真をみてみましょう。
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完成した写真
完成したペンキ塗装DIYの写真をみてみましょう。

砂壁はがしDIY後にペンキ塗装した和室の壁の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

ペンキ塗りが完成した和室の様子

砂壁はがし後にペンキ塗装DIYを行なったbefore・afterの様子
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
なかでも砂壁の塗装はDIYですと比較的安価にすることができます。
これを機会にお部屋の壁を綺麗にしてみてはいかがでしょうか。
もう一度施工方法を振り返ってみましょう。
[砂壁はがし後のペンキ塗装の施工方法]
- 養生をする
- シーラーを塗る
- ペンキ塗装をする
- マスキングテープを剥がす
- 塗料道具の後片付けをする
和室の砂壁などを最も簡単にリフォームする手法は、砂壁に直接ペンキを塗ってしまうことだと思います。
ペンキは万能で、どんな汚い箇所でも塗ってしまえキレイになります。
マスキングや養生を行ったり、シーラーを下塗りした上に何度塗りかをする必要があるため、非常に手間がかかりますが、安くキレイに仕上がりますよ。
↓砂壁の剥がし方に悩んでいたらこちらを参考にしてみてくださいね。
↓壁をピンクに塗る前に、天井のペンキ塗りを行っているので、こちらも参考にしてみてください。
↓この和室部屋の壁も壊しちゃいました!