金谷博(織物職人)のプロフィールや経歴は?西陣織の通販や旗艦店の場所は?「プロフェッショナル仕事の流儀」

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テレビ

2022年1月11日火曜日22:00~放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、織物職人である金谷博さんが登場します。

織物職人である金谷博さんは、千二百年の織物の歴史をもつ古都、京都で、世界の名だたる有名デザイナーから指名を受け、話題の生地を生み出し続けている職人さんです。

織物職人である金谷博さんは、京都にある「株式会社 細尾」で西陣織の職人をしています。

京都にある「株式会社 細尾」で西陣織の職人をしている金谷博さんの作品は、生地でありながら立体的で、さまざまに表情を変える織物は、最高級のホテルや車の内装、さらに東京オリンピックのステージ衣装にも用いられ、今、世界を席けんしています。

西陣織は織りあがるまでに多数の行程を必要とし、大きく分けて約20もの行程があり、その一つ一つは独立した仕事であります。

↓西陣織の多数の行程の一部は以下の通りです。

「企画・製紋」
「原料準備」
「機準備」
「製織」
「仕上げ」

以上の各行程はそれぞれ専門職によって分業化されており、大部分は職人さんの手作業が必要となります。

一部で機械を導入してはいますが、人の手を必要とする作業は多くあり、各作業には膨大な時間を費やします。

それぞれの職人さんの間には、長年互いに良好な関係を築き上げた絆や信頼関係が存在し、それが西陣織の完成度を高めます。

「株式会社 細尾」に努める金谷博さんは、各工程の職人さんを束ねる工場長としての重要な役割を担っています。

今回は、京都にある「株式会社 細尾」で西陣織の職人をしている金谷博さんのプロフィールや経歴、西陣織の通販や「株式会社 細尾」が運営する旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉(ほそおフラッグシップストア)の場所などが気になり調べてみました。

↓京都にある「株式会社 細尾」で西陣織の職人をしている金谷博さん。

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金谷博(織物職人)のプロフィールや経歴「プロフェッショナル 仕事の流儀」

名前 :金谷博

生まれ:1954年

年齢 :68歳(2022年1月時点)

出身 :大阪府

居住地:京都府

職業 :織物職人

所属 :株式会社 細尾

役職 :「株式会社 細尾」の工場長

「株式会社 細尾」で、各工程の職人さんを束ねる工場長である金谷博さんは、西陣の職人の世界に足を踏み入れてからは、織機の扱い方を身につけるために無給で工房に通いつめました。

そして、自ら職人として西陣織製造に携わっていくうちに、分業化された西陣織産業のなかでそれぞれの専門職の人々とどれだけ深いつながりを持てるか、業種同士のコミュニケーション力がその工房の武器になり、売りになるということを学んだという。

伝統ある西陣織ですが、廃業していく同業者も多く、新しい需要を創出していかないと、長年の歴史の中で形成されてきた生産体制が壊れてしまうかもしれません。

そこで、金谷博さんは、海外進出のために150cm幅の織機を作ったり、立体的な生地を創り出したりと、西陣織に様々な革命を起こしました。

最初は海外企業とのコラボに抵抗があったそうですが、海外との共同製作にて得るものも多くあり、今では海外からも認められて多くの受注が入っている状態です。

金谷博さんが、海外進出に参加した理由は以下の通りです。

〜海外進出にも参加した理由〜

・イタリアなどのプロフェッショナルな織物技術者なら西陣織の価値を理解してもらえるだろうという考え。

・日本の伝統技術を用いた作品を海外の方々に評価していただける点が楽しみ。

という点で、海外進出にも参加をしました。

※金谷博さん含めた「株式会社 細尾」の職人は、伝統を守るという意識はなく、西陣織を世界に通用させたいという一心で日々製造しているそうです。

金谷博さんは、織物技術者として西陣織の特徴を一言で説明するとすれば、

「世界で一番マニアックな織物」

だとお話しされています。

そして、東京オリンピックのステージ衣装は、金谷博さんの作った西陣織が使用されました。(↓インスタグラムより)

↓東京オリンピック開会式でジャズピアニストの上原ひろみさんが来ていた衣装は「株式会社 細尾 HOSOO」で製作した西陣織です。

 

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↓また、西陣織の職人である金谷博さんは以下のようにもお話しされています。

伝統というのは革新の連続。
常に新しいものを作っていってこそ、伝統が続く。

金谷博さんは、そのような気持ちで常に革新を続けてきた結果、「株式会社 細尾」は「2021 Fobes JAPAN100」に選出されました。

「2021 Fobes JAPAN100」とは?
2021年を通じて、 Forbes JAPANの誌面を飾り、 社会を動かす、 未来をつくるリーダー、 先駆者、 アントレプレナーシップをもった人として選ばれた経営者をForbes JAPANが「今年の顔100人」として選出するものです。

今回、「株式会社 細尾」の代表取締役である細尾真孝さんが、その1人として選ばれました。 

↓『2021 Forbes JAPAN 100』 WEBサイト

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金谷博(織物職人)が開発したソフトウェアとは?「プロフェッショナル 仕事の流儀」

西陣織は20以上の行程からなり、それぞれに専属の職人がいます。

その中で織物の設計図を描く行程が「紋意匠図」(もんいしょうず)。

「細尾商店」で西陣織の職人をしている金谷博さんは、かつて紋意匠図をデジタル化するための専門のソフトウェアを開発し、紋織物の製造工程に革新をもたらした技術者でした。

西陣織は平安時代からあり、以前は職人さんが紙とペンで行っていましたが、今は織物職人がコンピューターに向かって作業しています。

紋意匠図をデジタル化するための専門のソフトウェアの名称は以下の通りです。

「ソフト西陣 windows版」

「紋意匠図」の行程も現代では「ソフト西陣 windows版」という専用ソフトが開発され、多くの工場がこのソフトを使っています。

金谷博さんが、開発したソフト「ソフト西陣 windows版」は、元絵の図案はスキャンしてパソコン内に取り込み、マウスでマスを塗って行きます。

データはフロッピーディスクに残るが、一つの帯につき5~6枚になるという。

「紋意匠図」(もんいしょうず)とは?

元絵の図案を拡大して写し取り、方眼紙1マスづつに筆に絵の具をつけ塗り分けていく、その先にある「織り」の行程の人が理解出来るように糸の想定をしながら、写す作業のことです。
↓紙だった頃の図案「紋意匠図」

pic_nakata1.JPG.jpg

↑元絵の図案を拡大して写し取り、方眼紙1マスづつに筆に絵の具をつけ塗り分けていく、その先にある「織り」の行程の人が理解出来るように糸の想定をしながら、写さなければならない。

↓パソコンの図案「紋意匠図」
pic_nakata2.JPG.jpg

しかし、パソコン導入で、作業が一気に早くなったかと思ったが、作業時間はあまり短縮されていなかったそうです。

なぜなら、方眼紙1マスづつに色をつけていく作業自体はかわりないので、1マスの縦横の比率を変えることも出きたり、訂正や、塗りつぶしの際は早くなったが、元々ある模様の場所の変更はできないからである。

ひとつの帯でこの作業が完了するのに少なくとも1ヶ月はかかる。

パソコンが導入されて、紙だった頃の図案では劣化したり、場所をとっていた問題が解消されました。

しかし職人の腕は変わらず必要で、パソコンはあくまで製図の道具に過ぎず、職人の技術が必要であることに変わりはなく、織物を作る作業そのものが、楽になりませんでした。

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金谷博(織物職人) 西陣織の通販は?「プロフェッショナル 仕事の流儀」

京都にある「株式会社 細尾」で西陣織の職人をしている金谷博さん。

↓西陣織の通販は、「株式会社 細尾〈HOSOO〉」のオンラインショップで通販お取り寄せができます。

細尾〈HOSOO〉の旗艦店(きかんてん)とは?「プロフェッショナル 仕事の流儀」

大正12年に呉服製造卸業として創業された「株式会社 細尾〈HOSOO〉」は、京都西陣にて織物業を創業した300年以上の歴史と伝統を誇る老舗で、世界のラグジュアリーマーケットに西陣織の技術を用いたテキスタイルを提供してきました。

その「株式会社 細尾〈HOSOO〉」が、2019年9月、ブランド初の旗艦店となる〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉(ほそおフラッグシップストア)をオープン。

旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉(ほそおフラッグシップストア)は、地上5階で構成される国内唯一の「HOSOO」旗艦店です。
旗艦店とは、旗艦店とは、多店舗展開している組織流通小売業において中核となるべき店舗のことで、フラッグシップショップとも呼ばれる。海軍などの艦隊において、指揮官や幕僚が乗船する船に司令旗を掲げた船を旗艦と名付けたことに由来する。

本社を改装したビルの1~2階に位置する〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉では、1200年の歴史によって育まれた西陣織の技術や素材を用いた〈HOSOO〉のテキスタイルコレクションや、テキスタイルの美しさを最大限に生かしたファニチャー、クッション、ルームシューズなどのホームコレクションを販売。

そのほか、さまざまな角度から日本の染色文化に触れ、未来に目を向けた伝統工芸のものづくりを世界へ向けて発信していきます。

旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」各フロア案内

「HOSOO FLAGSHIP STORE」の各フロアについて紹介します。

1階は「HOSOO」のホームコレクションと「HOSOO LOUNGE」

「HOSOO」のホームコレクションと1階奥にはカフェ「HOSOO LOUNGE」(ほそおラウンジ)があります。

↓1階奥にはカフェ「HOSOO LOUNGE」

2階は「HOSOO GALLERY」

現在の展示はHOSOO GALLERYの公式HPから確認できます。

3階は「HOSOO SALON」

「HOSOO SALON」(ほそおサロン)、完全紹介制のメンバーズエリアです。

5階はホール

完全紹介制のメンバーズエリアです。

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旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉の場所は?「プロフェッショナル 仕事の流儀」

↓旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉の外観です。


出典元:グーグル

住所:〒604-8173 京都市中京区柿本町412

電話番号:075-221-8888

アクセス:京都府の烏丸線・東西線の烏丸御池駅/6番出口より徒歩2分の場所にあります。

↓細尾〈HOSOO〉の公式サイト

 

↓旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉のグーグルマップ

 

↓旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉のマップ

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↓〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉の口コミは以下の通りです。

カフェがとても素敵です。椅子は細尾さんの織物で張ってあります。お薄(抹茶)のセットでは、オリジナルの美味しいチョコレートが出てきました。茶碗は朝日焼の松林豊斎さん作。盆は中川木工芸。全てにこだわったカフェで、特別な人との待ち合わせにピッタリです。高級ホテルのロビーと似たような使い方ができますのでとてもオススメです。

織りをイメージしたオシャレな御菓子を 堪能しました。和の織りの美は奥が深い・・・。 季節によって移り変わるようなので、 また行きたいですね。 ギャラリーやショップも 素敵でした。
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まとめ 金谷博(織物職人)「プロフェッショナル 仕事の流儀」

2022年1月11日火曜日22:00~放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、織物職人である金谷博さんが登場します。

今回は、京都にある「細尾商店」で西陣織の職人をしている金谷博さんのプロフィールや経歴、西陣織の通販や旗艦店〈HOSOO FLAGSHIP STORE〉(ほそおフラッグシップストア)の場所などが気になり調べてみました。

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