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DIYで室内ドアにフロントプレートを取り付けるために彫り込み加工をする!
ドアのフロントプレートを取り付けるための彫り込み加工DIY!
↓こちらがフロントプレートで、サイズは2.5センチ×5.5センチです。
↓掘り込んだ場所に、フロントプレートを試しにはめ込んでみます。
↓掘り込んだbefore・afterです
↓ここの部分のお話です。
ドアレバーを取り付ける工程の一つに、フロント金具の取り付けがあります。
今回は、フロントプレートの取り付け方法を紹介したいと思います。
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フロントプレートとは?
そもそも、フロントプレートってなんだろう?と思いますよね。
フロントプレートとは、
ドアの扉の木口に出てくる面で、ラッチボルトの出入りする穴とケースを扉に取付けるためのビス穴がある化粧板のことです。
引用元:リプレ
冒頭でも紹介したように、このような形をしています。
ここに錠のメ-カ-名、型式記号などが刻印されていますので交換時、故障時には確認をができます。
左下にあるのがフロントプレートです。
このフロントプレートが水平におさまるように掘り込んでいきます。
彫り込み作業とは?
金具をはめ込むために、その形に彫ることです。
やり方は、のみやトリマーなどの工具を使う方法があります。
今回は、工具を使って彫り込み作業を行いました。
作業内容については、これから詳しく解説します。
その前に必要な道具を紹介します。
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室内ドアのフロントプレートを取り付ける際に、彫り込み加工をする時に必要な道具とは?
室内ドアのフロントプレートを取り付ける際に、掘り込み加工DIYをする時の実際に使用した道具を紹介します。
この道具はあったほうが便利なので、これらを参考にして買い揃えることをオススメします。
DIYでフロントプレートを取り付けるのに必要な道具 | ||
商品名 | 写真 | 使用用途 |
輸入木製室内ドア |
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クイックセット ドリアン 空錠 アンティーク色 |
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マキタ トリマー |
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マキタ インパクトドライバー |
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ペン |
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マスク |
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※ドアレバーセットについて
クイックセット社(KWIKSET)のレバーハンドルになります。
このような箱で届けられます。
私がクイックセット社のタスティンレバーを選んだ理由は?
理由は以下の2つです。
- 輸入建具を使いたかったから
- 安かったから
輸入建材を使いたかった理由は、単純に好きだから!
主人が子供の頃は、昭和時代です。
ちゃぶ台でご飯を食べ、川の字になって家族で寝る、という皆んなが貧しい暮らしをしていました。
当時は、ドアは引き戸、ガラスは障子で、畳の家が普通でした。
そいう時に、アメリカのテレビ番組、「奥様は魔女」とか、アメリカのホームドラマを見て、衝撃を受けたそうです。
その家は、輝いていて、「なんて素敵な家に住んでいるんだろう!!」と
輸入住宅への憧れがあったんですね。
二つ目の理由は、値段の安さです。
値段が安いのに、デザインが良くて、高級感があります。
画像で見るよりも、以外と実物は高級感があるので、とても気に入っています。
我が家のドアレバーは全て、ジェイマックで購入しています。
それくらい、気に入っています。
↓箱の中身です
↓説明書とテンプレートも入っています。
ドアレバーセットの箱の中身は以下の通りになり、フロントプレートも一緒に入っています。
同梱されている付属パーツ一式
引用元:輸入建材ジェイマックス
取り付けに欠かせない、テンプレートも入っていますよ!
また、レバーハンドルは機能が2種類あるので、どちらかを選択して購入します。
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レバーハンドル機能2種類とは
- 空錠 (くうじょう)
- トイレ錠
以上の2つになります。
空錠とトイレ錠の違いを紹介します。
空錠は、名前の通り錠が付いていません。居間や食堂などの施錠する必要のない部屋に使用します。
トイレ錠は、鍵が付いていて、空錠と同じようにレバーハンドルと一緒の機構の場合が多く開き戸で使われます。トイレや洗面所などに多く使用されます。
引用元:Everyday Silvia
今回、我が家では、空錠を購入しました。
↓こちらも参考にしてください。
↓実際に使ったドアレバーで、色も形も全く同じものになります。
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ドアのフロントプレートを取り付ける際に、かかった費用とは?
私たちの場合、家全体をDIYしているので最低限の道具は揃っている状態でした。
そのため、フロントプレートを取り付けるDIYのために購入した備品の費用は次の通りです。
商品 | 費用 |
輸入木製室内ドア | 8,800円 |
ドアレバーセット | 3,600円 |
合計金額 | 12,400円 |
後は、家にあるものでまかなえることができました。
また、工具トリマーは、他の部屋のドアの取り付けの時に使ったので、今回は購入していません。
DIYで室内ドアのフロントプレートを取り付ける際に、彫り込み加工をするやり方は?
4つの工程で彫り込み加工を行いました。
- フロントプレートを取り付ける位置を決める
- 専用工具を使って線の内側を彫り込んでいきます
- トリマー工具の使い方
- ネジ穴をあける
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step1.フロントプレートを取り付ける位置を決める
フロントプレートを取り付ける位置を決めます。
取り付ける場所は、ラッチボルトを入れるために空けた穴の上に取り付けます。
ラッチボルトを入れるために、あけた穴についての詳細はこちらの記事を参考にしてください。
↓ラッチボルトを入れるために作った穴と、フロントプレートの穴を合わせます。
ポイント
実際にラッチボルトとドアレバーを仮で取り付けます!
それからフロントプレートの取り付け位置を決めます。
ラッチボルトは、ドア開閉の時に出たり引っ込んだりする金具です。
ドアを開閉するたびに、フロントプレートの穴を通過します。
通過した時に、フロントプレートに当たってしまうと、ドアの開閉ができなくなります。
地味に重要な工程です!
なんどもレバーを動かして、正確な位置を決めます。
アップ画像
位置が決まったら、ペンでフロントプレートの周りをなぞります。
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step2.専用工具を使って線の内側を彫り込んでいきます
専用工具を使います。
トリマーという工具です。
職人さんは、ノミで彫ってしまいます。
実際、私もノミで彫ったこともありますが、すごく難しくて、素人では太刀打ちできない感じです。
作業時間は何時間も費やしました。
その割には、仕上がりはキレイではなかったので、彫ることができる専用工具を買うことにしたのです。
トリマーとは?
↓コメリで一万円くらいで購入したトリマー
トリマーはビットと呼ばれる刃を備えた先端工具を回転させて、木材を切削する電動工具。ビットを交換することで、さまざまな形状の飾り面取りや溝切りを行える道具です。
DIYで以外にも、何度も登場した工具です。
トリマーに刃(ピット)を取り付ける
このピットをトリマー本体に取り付けて掘ります。
この刃の名前は、ストレートビットと言い、溝を掘ることができます。
1.ストレートビット
これはトリマー購入時に付属していることが多いです。特徴としてローラーが着いていません。簡単に言うと溝が掘れるビットですが、直線以外にも使えます。例えば、時計の後ろにムーブメントを入れこみたい、例えば、お店の店名などを板に彫り込み、そこに漆などを流し込みたい。などです。基本的には、付属のストレートガイドを付けて直線を掘るのに多用します。
ビットの径の大きさにより購入することになりますが、径の小さなビットでも繰り返し掘ることにより溝幅を大きくできます。アルブル木工教室から引用
この他にもドア枠をおしゃれに見せたくて、縁に凹凸で装飾できる「面取り専用の刃」も買いました。
トリマーは、溝を掘ることも、平らな縁をオシャレに装飾もできる、すぐれた道具です。
DIYするには欠かせない、買ってよかったと思う工具です。
早速掘っていきます。
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step3.トリマー工具の使い方
トリマーを進める時は、ベースプレートが材料に密着するように反対の手でサポートすることをオススメします。
振動がすごくて揺れるので、反対の手でサポートしながら、本体を動かしていきます。
トリマーを実際に使ってみた体験談
ポイントは、一気に彫り込まない!と言うことです。
一気に掘り込んでしまうと、仕上がりが平面ではなく、凸凹した仕上がりになってしまうからです。
深く彫ると言うことは、何度も行ったり来たりして、いっぺんに彫れるわけではないのです。
彫る厚みが深いほど力も必要になり、何往復かしているうちに、工具も自然と曲がってしまいます。
キレイに仕上げるには、厚みの段階を変えながら、徐々に掘っていくと良いです。
例えば、6ミリに彫り込む場合。
まず4ミリに彫り込んだら、残りの2ミリを掘り込みます。
徐々に彫ることで、キレイな仕上がりになります。
4ミリに掘り込んだ時点では表面が凸凹でも大丈夫で、残りの2ミリを彫るときに、平らになるようにキレイに仕上げます。
2ミリの厚さは、軽い力でキレイに掘ることができます。
何回か使ってみてコツがつかめて、キレイに彫るようにできました。
また、
工具を動かすときは、常に垂直に動かすように意識します。
6ミリもの厚さを一気に彫る場合、いつの間にか、工具が斜めになってしまいます。
すると、浅く彫れたり、深く彫れたりして、凸凹な面になってしまいます。
以上のことから、厚みのある彫り込み加工には、徐々に段階をかえることがコツです。
でも、プロはこのようなことをしなくても、キレイに仕上げることができると思います。
あくまでも、素人がDIYで感じたことです。
↓常にベースプレートが材料に密着するように反対の手でサポートしています。
トリマーは、右回転のビットの影響で進行方向は、向かって左側に進もうとする力が加わります。
一回の切り込み深さは、3mm程度にし、深い溝を掘る場合には何回かに分けて加工します。
多少手間は掛かりますが、仕上げをキレイにしビットを長持ちさせる秘訣でもあります。
できました。
実際に金具を持ってきてはめ込んでみます。
フロントプレートがうまくおさまらないなら、微調整します。
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step4.ネジ穴をあける
インパクトドライバーを使って、フロントプレートのネジ穴を2箇所あけます。
ネジ穴をあけるために使った刃は、下穴専用の刃です。
アップ画像です。
インパクトドライバーで開けたネジ穴と、金具のネジ穴の位置がピッタリ合うか、確認します。
位置は、完璧でしたが、表面が凸凹してしまいました。
表面が凸凹してしまって、うまくフロントプレートがおさまりません。
トリマーで穴の周りを平らにしました。
↓それがこちらです。
これで、フロント金具の掘り込み加工は終わりです。
彫り込み加工のbefore・after写真
↓before・after写真です。
次は、蝶番の彫り込み加工です。
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まとめ
DIYで室内ドアのフロントプレートを取り付けるために、トリマーで彫り込み加工をするやり方を紹介しました。
室内ドアのフロントプレートを取り付けるための4の工程をふりかえってみましょう。
[4の工程をふりかえる]
- フロントプレートを取り付ける位置を決める
- 専用工具を使って線の内側を彫り込んでいきます
- トリマー工具の使い方
- ネジ穴をあける
ドアのDIYに関連する記事です!
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