2021年9月10日金曜日夜23:35〜放送の「逆転人生」で、元東京電力社員の永井康統さんが登場しました。
2021年9月10日金曜日夜23:35〜放送の「逆転人生」で、登場した元東京電力社員の永井康統さんは、原発事故で暮らしが一変した福島に、賠償や除染のため赴任。
賠償相談窓口で浴びせられた罵声。基準超えの放射性物質が検出された農村の現実。当時東電マンは、被災者の怒り、悲しみ、優しさに触れながら、復興のために全力で走り続けました。
永井康統さんはやがて、福島の人々と固い絆で結ばれるようになります。
永井康統さんは元東京電力社員であったが、原発事故の後、福島市大波のコメを人生をかけて守ろうと決め、会社を早期退職しました。
今回はそんな、復興のために全力で走り続けました永井康統さんの経歴やプロフィール、NPO法人0073・大波米などについて気になり調べてみました。
みなさん一緒に確認していきましょう。
1.元東京電力社員の永井康統さんの経歴プロフィール「逆転人生」
永井 康統(ながい やすのり)
神奈川県出身。
中学を卒業後、東電が運営していた職業訓練学校に入り、そのまま東電に入社。高圧送電線の保守などを担当し、訓練学校の教官も務めた。
労組の専従を15年以上も続け、委員長や全国電力関連産業労働組合総連合の政治渉外局長を歴任した。
原発事故当時は東京にいたが、除染が業務となり、福島市を担当。
2.福島のコメのうまさに感動し、定年前に会社を退職「逆転人生」
自分が勤めている会社が起こした原発事故のせいで、コメは基準値を超え、住民は減った。そのコメを自分で食べてみた。うまかった。
「福島の復興を見届けたい」。そんな思いから、米を売って農家を支えるNPOを立ち上げた。
現在も、福島県福島市大波で地域振興と営農支援を行っています。
3.NPO法人0073を立ち上げる「逆転人生」
2017年9月に永井 康統さんは「NPO法人0073」を立ち上げました。
NPO法人0073は、福島県福島市大波で地域振興と営農支援を行っているNPO法人です。
販売内容は以下の通りです。
他にも、梨、葡萄、冷凍焼き芋、さくらんぼ、ブルベリーと手作りジャム作成キットの販売なども行っているようです。
3-1NPO法人0073の令和2年度上半期販売予定表
NPO法人0073のスケジュールは以下を参考にしてください。
日時 | 内容 |
---|---|
4月 | 干し芋製造、販売 |
5月 | ひまわり畑種まき準備 |
6月 | ひまわり畑種まき、さつまいも植付、さくらんぼ販売 |
7月 | ブルーベリー販売 |
8月 | 桃販売 |
9月 | ぶどう販売 |
いずれも、収穫時期、出荷時期に合わせた販売です。
購入にあたっては、NPO法人0073の入会が必要です。
↓NPO法人0073の公式サイトに詳しい案内があります。
https://www.npo0073.net/ご案内
↓公式HPがこちらです。
https://www.npo0073.net/ご案内
住所:福島県福島市大波字古戸7番地3号
↓地図がこちらです。
4.永井康統さんが販売している「大波米」とは?「逆転人生」
永井康統さんのモチベーションとなったのは、大波米の「美味しさ」でした。
除染業務の折、地元の方からおにぎりを頂き、その味に「今まで俺は何を食べていたんだ!?」というほどの衝撃を受けたそうです。
寒暖差のある中山間地で育った大波米は粒が大きく、もちもちした食感で、冷めても美味しい。
この美味しいお米を無くしたくない!この美味しさなら風評も払拭できる!と確信し、口コミやつながりの中で販路を開拓し、1年目に2トン、次年度は8トンのお米を販売されたそうです。
↓大波米は、高畑農園の公式サイトからも購入できます。
5.今後の永井康統さんの活動は?「逆転人生」
営農支援をはじめ、寺子屋やこども食堂の運営、高齢者向けの無料送迎バスの仕組みづくりなど、あふれる情熱で大波地区の再生に尽力する永井さん。
原発事故から10年が経過した今も、多くの方が避難生活を続けている現状に「まだまだやるべきことが残っている」と、その情熱は尽きることを知りません。
6.まとめ 元東京電力社員の永井康統さん「逆転人生」
2021年9月10日金曜日夜23:35〜放送の「逆転人生」で、元東京電力社員の永井康統さんが登場しました。
今回は、復興のために全力で走り続けました永井康統さんの経歴やプロフィール、NPO法人0073・大波米などについて気になり調べてみました。