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下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIY!必要な道具と費用、施工方法は?
↓下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIY!
作りたい壁は、室内ドアの上です。
室内ドアは、壁を作ってから取り付けます。
室内ドアは、高さが天井までないため、ドアの上が空洞になってしまうので、その空洞部分に壁を作りたいのです。
DIYで壁を作るやり方は以下の通りです。
- 現場でサイズを測り、下地材を作る
- カットした下地材のサイズ確認と反りの確認
- カットして作った下地材の両端に金具を取り付ける
- 下地材を固定するための位置合わせ
- 柱に作った下地材を固定する
- 壁になる板のサイズを測りカットする
- カットしたベニア板をはめ込んでみる
- ベニア板をボンドで接着する。
- インパクトドライバーで板を固定する
- 反対側の壁も1〜9の工程で壁を作る
部屋をつなげるためにDIYを行い自分たちで壁を壊しました。
壊した場所には、ドアの取り付けと、ドアの上の壁を作る必要があります。
壁を作らなければ、寒い冬などに暖かく過ごすことができません。
快適に過ごすためには、壁を作らなければならないのです。
↓下の写真のようにDIYで、下地材を作ってベニヤ板で壁を作りました。
↓下の写真は壊す前の和室の壁です。
もともと押入れがあった場所です。
押入れを壊して、さらに押入れの中にあった、壁をDIYで壊したという流れです。
↓壊したらこうなりました。
この壊した場所に、室内ドアを取り付けます。
↓今回、取り付ける室内ドアです。
白で可愛いですよね。
でも、後から黒でペンキ塗装しましたよ。
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下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIYに実際に使用した道具とは?
下地材を作ってベニヤ板で壁を作るのに実際に使用した道具を紹介します。
この道具はあったほうが便利なので、これらを参考にして買い揃えることをオススメします。
DIYでドアの上の壁を作るのに必要な道具 | ||
商品名 | 写真 | 使用用途 |
木材 |
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ベニア板 |
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木工用ボンド |
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メジャー |
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油性ペン |
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ゴムハンマー |
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アングル天板止 |
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ビス4㎜ |
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曲尺小型 |
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マキタ 丸ノコ コードレス |
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インパクトドライバ |
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脚立 |
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今回の下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIYで実際にかかった費用とは?
私たちの場合、家全体をDIYしているので最低限の道具は揃っている状態で、今回のDIYのために購入した商品は、金具だけです。
「アングル天板止め」というL型金具をホームセンターコメリで購入しました。
1個約30円で4個の購入したので、合計120円です。
商品 | 費用 |
アングル天板止め | 30円×4個=120円 |
合計金額 | 120円 |
あとは、家にあるものでまかなえることができました。
準備ができたらいよいよ作業です。
それでは詳しく解説していきますね。
下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIYの施工方法は?
我が家が行なったDIY・リフォームで、下地材を作ってベニヤ板で壁を施工する方法を手順ごとに紹介しますね。
- 現場でサイズを測り、下地材を作る
- カットした下地材のサイズ確認と反りの確認
- カットして作った下地材の両端に金具を取り付ける
- 下地材を固定するための位置合わせ
- 柱に作った下地材を固定する
- 壁になる板のサイズを測りカットする
- カットしたベニア板をはめ込んでみる
- ベニア板をボンドで接着する
- インパクトドライバーで板を固定する
- 反対側の壁も1〜9の工程で壁を作る
詳しく解説していきますね。
step1.現場でサイズを測り、下地材を作る
下地材を作るために、現場でサイズを測ったら、丸ノコでカットします。
下地材とは・・・
壁にするためには、ベニア板を貼り付けるので、板がビスで固定できるようにするための材を下地材と言います。
そのために下地材を作ります。
下地材は、木材なら何でも大丈夫です。
我が家では、端材を使って下地材を作ることにしました。
↓下の写真で、夫が手に持っているものが、今回使用する下地材になります。
端材とは・・・
読み方は、「はざい」です。
「はいざい」ではないです。
意味は、材料を型に沿って切り出した際に生じる余分な切れ端(きれはし)。
我が家には、この切れ端がたくさんあります。
もったいなくて、捨てられません。
今回のように、下地材に利用できることもあるので、捨てずに保管しています。
多くは、廃棄されるようですが、小物製作に利用可能なDIY用品として、販売もされているようですよ。
今回、使った端材は、庭の柵を作った時にできた切れ端です。
サイズを測って、丸ノコでカットした下地材ができたら、現場に持っていき、きちんとカットできていいるか、確認します。
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step2.カットした下地材のサイズ確認と反りの確認
カットした下地材を現場に持って行って、サイズが合っているか確認します。
理由は、いくら正確に測っても、現場に持って行って確認すると、「サイズが全然合っていない!」ということがよくあるからです。
大きな原因は、無垢材を使用してる場合は、反りが発生するからです。
反り具合によっては、測った通りにぴったりと合うことがないのです。
どちらの面を表側にするか裏側にするかも、この時に確認します。
↓カットした下地材のサイズや反り具合はどうでしょうか?
反り具合の選定にいつもかなり時間をかけます。
それ程、仕上がり具合が変わるんです。
カットした下地材のサイズや反り具合の確認ができたら、作った下地材を取り付けます。
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step3.カットして作った下地材の両端に金具を取り付ける
取り付ける金具は、「アングル天板止め」というものです。
理由は、この金具を下地材の両端に取り付ければ、現場にある柱に取り付けることができます。
柱に取り付けられたら、板を貼り付けて壁を作ることができます。
↓ちなみに、カットして作った下地材は下の写真のものになり、厚み4㎝、幅10㎝位の赤松の端材です。
↑上の写真のように、下地材の両端に金具を取り付けます。
写真を見ると、片方だけですが、両端に取り付けてあります。
取り付けた金具の場所に赤丸を囲みました。
↓この金具が冒頭で紹介した、「アングル天板止め」と言います。
↓「アングル天板止め」が入っていた袋です。
近所のホームセンターコメリで購入しました。
金具の名前がわからないときは、袋に付いているバーコードのところに名前が載っています。
金具は、種類がたくさんあるので、このように袋をとっておくと便利です。
↓楽天やアマゾンなどからも購入できます。
早速、インパクトドライバを使って、下地材の両端にビスを打ち込んでいきます。
小さい金具なので、「アングル天板止め」の位置合わせや、ビスを打つのが大変そうでした。
↓金具「アングル天板止め」をビスで固定できた場所を赤丸で囲みました。
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step4.下地材を固定するための位置合わせ
下地材の両端に金具を取り付けたら、位置合わせを行います。
下地材の位置合わせは慎重に行いましょう。
理由は、壁の仕上がりがキレイにならないからです。
ポイントは、ゴムハンマーを使います。
やり方は、ゴムハンマーを使って、細かく軽く「トントン」と叩きます。
叩きながら、取り付ける下地材の角度の調整や、位置を決めます。
ゴムハンマーを使うと、微妙な位置調整がとてもやりやすいですよ。
ハンマーの種類は、ゴムハンマーと金属製のものがあります。
金属製のハンマーだと、木がへこんでしまいます。
ゴムハンマーだと直接たたいても木がへこむことはありません!
金属製のハンマーを使う場合、当て板を当てて使う人もいますが、我が家では、ゴムハンマーを使っています。
材料を傷つけたくない時、手間を省きたい場合は、ゴムハンマーを使うのがいいかもしれませんね。
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step5.既存の柱に作った下地材を固定する
位置合わせができたら、既存の大きな柱に下地材を固定します。
インパクトドライバーを使って、ビスでとめていきます。
↓下地材は、グレー色の既存の大きな柱に取り付けます。
↓取り付け場所を拡大してみました。
↓反対側も固定していきます。
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step6.壁になる板のサイズを測りカットする
下地材の固定ができたら、壁になる板のサイズを測り、丸ノコを使ってカットしていきます。
使う板は、ベニア板で、厚さは約9㎜の端材です。
ここで問題発生です!
ベニア板が足りません(^_^;)
足りない分を測って板を作ることになりました。
↓今、直角定規(曲げ尺)を使って測っているところです。
このようなアクシデントは、DIYにはつきものです。
慌てることなく作業を進めていきます。
↓直角定規を使って、板に線を引き、壁になる板を作ります。
↓板に矢印と英語のRが書いてあります。
これが意味することは・・・
Rは英語でRIGHT、右の意味になり、板を貼り付ける時にRと記入がある方を右側に配置するということです。
矢印の向きは、板を矢印の方向に向けて、板を貼り付ける、という意味になります。
このように印をしておくと、現場に持っていた時に、板の貼り付け位置に迷いません。
↓ベニア板に線が引けたら、丸ノコでカットしていきます。
↓カットできた板が下の写真です。
2枚のベニア板を貼ることになったので、急きょ、下地材を取り付けました。
↓1枚のベニア板を貼る場合には、この下地材はなくても貼ることができます。
これで下地材の取り付けは完璧です。
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step7.カットしたベニア板をはめ込んでみる
カットした板を試しにはめ込んでみます。
理由は、測ったサイズ通りに板がカットできているかを確認しなければならないからです。
板がキレイにおさまらなくて調整しなければならないこともあるからです。
↓ゴムハンマーを使って、板をはめ込んでいきます。
実は、はめ込んだ時に、板が大きくてノコギリで微調整しながらカットしてます。
↓下の写真は、2回目の板のはめ込みの場面になるんですよ。
キレイにはめ込むことができたら、板をボンドで接着します。
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step8.ベニア板をボンドで接着する
木工用ボンドを使って、板を接着していきます。
下地材にボンドを塗ります。
↓白い線がボンドです。
↓こんな感じで塗ります。
↓ボンドがぬれたら、板を接着します。
↓板が接着できたら、板の位置の微調整を行いながら、ゴムハンマーで圧着します。
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step9.インパクトドライバで板を固定する
ゴムハンマーで圧着できたら、インパクトドライバを使って、ビス打ちをしてベニア板を固定します。
インパクトドライバを使えば、簡単に板を固定することができるので、作業効率もとても良いです。
手動でやっていたら、時間もかかってしまい、大変です。
↓ビスで止めた場所を、拡大にしてみました。
↓ビスを打つ箇所は、四隅と真ん中など、同じ幅の間隔になるように数カ所打っていきます
そして、ついに完成しました!
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和室側のドアの上の壁が完成した写真
↓和室側のが完成した室内ドア上の壁です
↓下から見上げて見た感じです。
↓befor・afterの写真です
和室側の室内ドアの上の壁ができたので、反対側のキッチン側のドアの上の壁を作ります。
step10.反対側の壁も1〜9の工程で壁を作る
続けて、キッチン側の室内ドアの上の壁を作ります。
↓室内ドアの上の壁作りと、戸当たりのDIYをしたときの様子を動画にまとめてあります。まずはこちらをご覧ください。
DIYで、戸当たりを取り付けた時の記事がこちらで分かりやすく解説しています。
※
1.キッチン側の室内ドアの上の壁作り
↓キッチン側のドアの上の壁との様子です。
↓和室側の壁は完成していたのですが、キッチン側のドアの上の壁がまだできていません。
↓下地材を取り付け、木工ボンドを下地材に塗りました。
↓ベニヤ板を下地材に接着します。
↓ドアの上の壁が完成しました!
これで、和室側とキッチン側の室内ドアの上に壁を作ることができました!
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まとめ
初心者が下地材を作ってベニヤ板で壁を作るDIYをやってリフォームしました。
我が家が行なった壁を作るDIY施工方法を振り返ってみましょう。
- 現場でサイズを測り、下地材を作る
- カットした下地材のサイズ確認と反りの確認
- カットして作った下地材の両端に金具を取り付ける
- 下地材を固定するための位置合わせ
- 柱に作った下地材を固定する
- 壁になる板のサイズを測りカットする
- カットしたベニア板をはめ込んでみる
- ベニア板をボンドで接着する。
- インパクトドライバーで板を固定する
- 反対側の壁も1〜9の工程で壁を作る
途中、ベニア板が足りない!などのアクシデントもありましたが、初心者の私たちでも、下地材をつくてベニヤ板で壁を作ることができました。
施工期間は・・・半日くらいです。
「壁を作る」と聞くと、難しそうで一歩引いてしまいがちですが、施工面積も小さく、下地を1本つければできたDIYだったので、施工期間は何日もかかりませんでした。
また端材を利用してのDIYで、費用は金具代だけで済んでいるので、自分でリフォームしてよかったと思っています。
↓ドア枠に彫り込み加工をして、ドア枠を取り付けるDIY!必要な道具と施工方法は?