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田舎への移住で「子どもたちの転校」という問題を克服した人たちの体験談まとめ11選
のんびりとした暮らしや子育て環境に憧れて、田舎への移住が気になる方も多いのではないでしょうか?
私たちも、そんな田舎暮らしに憧れて2017年8月に神奈川県横須賀市から三重県志摩市に移住しました。
しかし、高校と中学に通う子どもがいたので転校という問題に悩みました。
結果的には子どもたちが二人共賛成してくれて、移住することができたのですが、私たちのような体験をされている方が他にもたくさんいるのではないと思い、ネットで調べてみることにしました。
一歩踏み込んだ情報に触れることで、「移住」をより具体的に感じられるかと思ってこの記事にまとめてみました。
地方での子育てに関心のある方、家族での移住を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
それでは紹介していきますね
1.子供たちの転校という問題を克服した家族は飛騨に移住
「子ども移住者のホンネ。両親に連れられ家族で飛騨に移り住んだ、ある兄弟へのインタビュー」から抜粋引用
飛騨生活は4年目。
兵庫県西宮市からそれぞれが6歳と5歳のときに引っ越してきて、近所の保育園に編入しました。現在は、小学校に通っています。ーーどうして飛騨に引っ越して来たの?
時蔵(以下「兄」): 知らない。とーちゃんとちゃーちゃんが行くって言うから。
多良(以下「弟」): 気がついたら飛騨にいた。
おりえ(以下「母」): 我が家も例に漏れず、飛騨の豊かな自然と文化に惹かれて移り住んで来ました。ただそれまで、主人以外は誰も飛騨に来たことがなく、私自身も知らない国を旅するような新鮮な気持ちでした。
長男の小学校入学に間に合わせるタイミングを選びました。ふたりはすっかり飛騨人として溶け込んでいる様子で、馴染みのない単語もポンポン飛び出しました。
ご両親はもちろん、地域の人に守られて、自然と文化が豊かな土地で育つ姿は、羨ましくもありました。家族での移住は、学校の編入など苦労が多いことも事実ですが、一方で子どもがいることにより地域に馴染みやすいという側面もあるようです。
そして、見知らぬ土地への移住は家族としての団結力が求められ、また祭りや子ども会などでは社会的な役割が与えられ、子どもたちが家庭でも地域でも大切な構成員とみなされることは、背筋の伸びた子どもを育てることになるのでしょう。
この家族は小学校入学のタイミングを見計らって移住したんだね。
それなら子どもの負担はたしかに減るわね。
このように入学のタイミングまで待つことで子どもにかかる心理的な負担を軽減することもできると思います。
中途半端な時期に移住すると、すでに出来上がっているグループの中に入り込んでいかなくてはいけないので、人見知りする子どもなどには辛い経験になってしまうかもしれません。
[我が家の体験談]
私たちの場合は、学校の夏休みを利用して2017年8月17日に移住しました。
新学期が始まるまで半月程あったので、その間は家でDIYしながら家族と過ごすことができました。
半月の間、家族と共に過ごすことで、子供には新天地で暮らしていくという自覚が生まれ、新しい学校生活を送る心の準備が少しづつできていたのだと思います。
それから新学期が始まり、転校生としての生活がスタート。
しばらく、子供の様子を気にかけながら見守っていましたが、気の合う友だちもすぐにできたようで、楽しく学校に通っていました。
娘も息子も、今でも転校した当時にできた友達との交流が続いています。
子どもがいることで地域の方との交流ができたり、親同士で友達になれたりすることもあります。
私も長男の学校の行事で知り合ってママ友になった人がいるわね。
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2.子供たちの転校という問題を克服した家族は沖縄に移住
次に紹介するのは家族5人で沖縄の離島に移住した内容です。
「5人の子をもつ母が語る、わたしが沖縄・離島へ移住したわけ」から抜粋引用
沖縄本島からフェリーで約1時間北上。伊是名(いぜな)島がある。人口約1600人の小さな島だ。この島に東京から移住してきた大家族。
伊藤さんが募集した理由は、離島暮らしへの憧れでも、古民家に住まうことでもなかった。伊是名島では大声で笑い、広々とした庭で遊び回る子どもたちだが、移住前に住んでいた東京での暮らしは、決して楽しいものではなかったと言う。
移住は「もちろん、自然のなかでのびのびと育てたかったし、子どもたちが島の暮らしで学ぶこともあるだろうという想いもあった」と伊藤さんは言う
特に長男は東京で転校した学校が合わず、「あんなにいつも元気だったのが、しゃべらないし、笑わなくなってしまったんです。いじめがあったわけではありません。カウンセリングも受けましたが、ただただ環境に合わなかったんだと思います。」
東京の学校に馴染めなかった長男は、「学校が楽しい!サッカーも続けられたし、すごく気に入った!」と移住先の学校に満足している。
長女が転入する中学校の女生徒が迎えにきていたそうだ。古民家の前でも家族の到着を待っていてくれた。島には中学までしかないので、高校では島を離れることになるが、「高校卒業して、たとえ東京に行くことがあっても、絶対島に戻ってくる」と言っているそうだ。
この家族は、子供たちを自然のなかでのびのびと育てたかったという想いから移住を決意したんだね。
環境のせいで、子供が笑わなくなってしまうなんて、そんな辛い思いはさせたくないのが親の気持ちだよね。
このように、移住して環境を変えたことで子供の気持ちにも変化が起きて、転校してまでも移住する価値があった内容になっています。
3.子供たちの転校という問題を克服した家族はシンガポールに移住
日本国内ではなく、海外へ、子供の教育のために移住した内容になっています。
小学生の息子とシンガポールへ母子移住 インド系校で得られた学びとは | 息子をシンガポールの小学校に入れるために、自身もベンチャー企業のシンガポール支社に転職。夫を日本に残し、母子2人だけの移住を実現した穐吉なな子さんのお話し。 | ||
2015年 | 日本→シンガポール |
最初のころはやっぱり嫌なこともあったみたいで、初日に「ここはインド人の学校だ。日本人は日本の学校に行けばいい」とクラスメートから言われて「嫌だった」と言っていたそうです。
でも、もとからオープンな性格で適応能力が高い子で、すぐになじんだようです。初日に意地悪を言ってきた子と、気づけば一番の仲良しになっていたそうです。
さまざまな事情が重なって「いったん区切りをつけよう」と帰国を決めたそうです。
帰国後も息子さんは、シンガポールで通っていたインド系インターナショナルスクールの東京校に通学しています。
でもまた数年経ったら外国に子どもたちと留学&移住をしてみたいな、と考えているそうです。
このように、日本を飛び出て、海外に移住するという方法もありかもしれませんね。
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4.子供たちの転校という問題を克服した人たちの体験談8選
以下の8つも参考になるのでチェックしてみてくださいね。
↓
体験談ブログ名 | 詳細紹介 | |
移住した年 | 移住前→移住後 | |
娘の小学校入学前のタイミングで移住 | こちらのサイトは連載になっています。 自分たちの暮らしを自分たちで丁寧につくりたい。そんな思いから移住を決意した一家。 移住先を探す旅、そしてその暮らしを、夫婦で交互に綴っています。 |
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2018年 | 東京都→静岡県 | |
都会から田舎へ家族で引越し、その実際とは | 周りの環境を見て、長女5年生、長男3年生の時に田舎へ移住する事に。 初めての田舎暮らしで子供達は初めはカルチャーショックもありましたが、のびのびと育ったそうです。 |
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記入なし | 記入なし→陸の孤島 | |
離島留学が家族で踏み出す新たな一歩に。 | 2つの家族が、子供の不登校が原因で家族で徳之島に移住。 その結果、楽しい学校生活を送ることができ、たくましくなって顔つきも変わって移住が子供を変えてくれた内容になっています。 |
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2019年 | 石川県→鹿児島県 愛知県→鹿児島県 |
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田舎でのびのび子育てしたい | 移住した時、お姉ちゃん2人は中2と小4。自分の意志を持ち出す年頃だったので、最初は「プリクラがない所に移住なんてムリ!」と猛反対されました。 しかし、どんどん様子が変わっていったという内容です。 |
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2010年 | 兵庫県→広島県 | |
いきしまぐらし | 大阪生まれ、大阪育ちの3児の母。地域おこし協力隊の任命をきっかけに夫の実家である壱岐島に移住。 心配だったことの一つは転校。 今では、大阪との違いを感じながらの学校生活で、楽しんで通ってくれているそうです。 |
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2020年 | 大阪→長崎県壱岐市 | |
地方移住した家族に聞く「地方での仕事・子育て・暮らし」 | 通勤ラッシュのない環境を求めて移住した浦田さん、自身のお店を開店するために移住した武内さん。どちらもご本人だけではなく、ご家族も地域になじみ、のびのびと地方生活を楽しんでいます。 | |
2009年 | 東京都→岩手県 | |
自然体験で”じぶん100%”の子育て【”子育て移住”と自由教育の理想とリアル②】 | 長女の小学校入学をきっかけに”自由な教育”を求めて山梨県へと移り住んだ藤原さんファミリーの”子育て移住“を、5回連載でご紹介しています。 | |
2012年 | 東京都→山梨県 | |
移住5カ月目、都会と田舎どっちがいい?に娘3人の答えは | いろいろな理由が重なって移住をした内容です。 小学生の長女と次女は全校生徒65人の小学校にあっという間に馴染み、また保育園に通う三女は「毎日楽しいー!」と、新しい友だちとの生活を楽しんでいるようです。 |
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2017年 | 東京都→山口県 |
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まとめ
最近は地方へ移住したいという若い子育て世代も増えてきているということを聞いています。
でも、子供の転校問題などがあると一歩踏み出せないでままでいませんか?
「田舎に移住したいけど、転校させてまで移住する価値があるのか」悩むところですよね。
私も、なかなか決断することができずにいたので、気持ちが良くわかります。
移住して4年目になりますが、今考えたら、もっと早く移住していたらよかったと思っています。
幼児期の子育ても、今住んでいる田舎でやってみたかったという想いは募るばかり…
そんな後悔をして頂きたくないのが私の願いです。
大変な事も少しはあるけど、結果的には今は田舎生活を楽しめているのでよかっと思っています。
家族での移住は、学校の編入など苦労が多いことも事実ですが、一方で子どもがいることにより地域に馴染みやすいという側面もあります。
子どもは親の生き方を敏感に感じとりながら育つもの。
よりよい子育てをするためには、まず親自身が、「イキイキと自分らしく生きること」が大切だと思います。
思い悩んでいるよりも、実際に行動に出てみるのも必要かもしれません。
親が悩んでいる姿を見るよりも、自分なりの夢のある移住計画を立てて移住する姿をみせることで、子供なりに感じることもあるはずです。
すると、子供も、転校にも前向きに考えることができるかもしれません。
移住が、家族みんなで踏み出す新たな一歩となると良いですね。
子供の転校という問題を克服して、田舎への移住を決意したら、あとは移住に向けて準備をすることですね。
準備といっても、何をどうしていいのかわからないと思います。
実際に私もそうでしたから。
準備に悩まれている方に向けて、移住に成功した私の体験をもとにした記事を作りました。
ぜひ参考にしてください。
田舎への移住計画を決意したときの「準備の始め方!」について詳しく解説した記事はこちら↓