川口加奈(社会起業家)は結婚してる?プロフィールや経歴、学歴は?ホームドア理事長「プロフェッショナル 仕事の流儀」

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テレビ

2022年3月15日火曜日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、社会起業家・川口加奈さんが紹介されました。

川口加奈さんは、ホームレスの人を支援する31歳の社会起業家。

「シェアサイクル事業」などを手がけ、ホームレスの人に仕事を提供してきました。

今回は、社会起業家・川口加奈さんは結婚しているのか、経歴やプロフィール、学歴(高校や大学)、認定NPO法人Homedoorについて気になり調べてみました。

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川口加奈(社会起業家)は結婚しているの?

川口加奈さんは2018年4月に渡辺直樹さんという方と結婚をしています。

2019年9月には第一子で女の子が生まれて3人暮らしのようです。

川口加奈さんは古民家を改装した一軒家に、

・2歳の娘さん

と暮らしています。

川口加奈さんはと渡辺直樹さんの出会いは2人がまだ大学生だったころ。

夫の渡辺直樹さんは関西私学の同支社大学のご出身。

アイセックという学生団体が母体のNPO法人にともに所属をしていました。

アイセックは世界120カ国、国内24大学に拠点をもつグローバルな学生組織で、毎年、国内外の学生のインターンシップを学生の手で斡旋したり様々な交流イベントを開催しています。

渡辺直樹さんは大学卒業後、いったんは富士通に就職しますが3年後には退職して、コミュニティデザイナーという仕事を始めています。

プロジェクトマネジメント、ファシリテーション、グラフィックデザイン、映像制作、イベント運営などのスキルを活かして、地域の人たちと一緒にデザインに取り組む「コミュニティデザイン」や、組織づくりのサポートなどに取り組んでいます。

この活動を通じて28歳の時に、世界経済フォーラム(通称:ダボス会議)の33歳以下の若手コミュニティ「グローバルシェイパーズ」に選出されると、そこでなんと、川口加奈さんと再会し、意気投合をしたようです。

夫の渡辺直樹さんは現在は「studio-L」という会社に所属、
・公共施設の活用
・地域の計画づくり
といったプロジェクトに携わっています。

渡辺直樹さんのプロフィール
1986年大阪生まれ。
大阪府立生野高校(57期)
同志社大学社会学部社会学科(おもに組織社会学)卒業。

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川口加奈(社会起業家)のプロフィール

名前:川口加奈(かわぐちかな)

所属:認定NPO法人Homedoor

役職:NPO法人Homedoor理事長。

生年月日:1991年1月7日

出身:大阪府高石市

家族:両親と二つ上の兄

座右の銘:マザーテレサの言葉。「この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。だれからも自分は必要とされていない、と感じることです。」

16年もホームレスの支援を続けています。

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川口加奈(社会起業家)の経歴は?

川口加奈さんがホームレス問題に関心を持ったのは、中学生の時。

川口さんは中学時代、通学電車からホームレスが大勢集まる釜ヶ崎あいりん地区を光景を目撃しました。

友達の一人が、JR環状線新今宮駅を避け、地下鉄での通学をしていたそうです。

なぜなら、そのあたりは、ホームレスが多く、車窓から見える風景が、教育に良くないからという理由だったそう。

母親からも危ないから、気をつけなさいと。

そういわれると行きたくなった川口加奈さん。

日本一ホームレスが集まるとされる場所を目の当たりにし、

「日本という豊かな国に何故こんなにもホームレスがいるのだろう?」

という疑問が芽生えたことで、

「この人たちのために出来ることはないのか?」

と思い立ち、ボランティア活動からホームレス支援活動を開始。

内緒で炊き出しのボランティアに参加

更には、ホームレスに対する人権軽視による事件の連続にも心を痛め、改めて一つでも多くのホームレス問題の解決を決意することに。

2008年、高校2年のとき米国ボランティア親善大使に選ばれ、ワシントンD.C.での国際会議に参加。

2009年、高校を卒業し、大阪市立大学経済学部に進学。

2010年、大学2年のときにボランティア親善大使の活動で知り合った男子大学生の勧めでNPO法人が主催する社会起業塾に応募し、団体名を「ホームドア」としました。

NPO法人Homedoorが誕生し、ホームレスの人を雇って仕事を提供することになりました。

”Homedoor”という名前には、

  • 人生からの転落防止柵
  • 家への扉

という2つの意味が込められています。

2011年、シェアサイクルHUBchari(ハブチャリ)」事業を開始。

シェアサイクルHUBchari(ハブチャリ)」事業とは?

『HUBchari』=HUB(路上生活者と利用者を結ぶ)+chari(車輪)

ホームレスの方の多くが自転車修理の得意としていることから自転車のメンテナンスや貸し出しの仕事をしてもらっています。

「HUBchari」事業を始めた理由はホームレスの方に収入手段を得てもらうのは当然として、ホームレスから抜け出す「出口づくり」の一環。

ホームレスから就職しようと思ったら、どうしても「履歴書の空白」が生まれ採用にはマイナスとなってしまうことから、次の仕事に向けてHUBchariで訓練していましたと言えるようにすることが目的です。

その結果、生活困窮者ら累計2000名以上に就労支援や生活支援を提供しました。

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NPO法人Homedoorの活動

NPO法人Homedoorでは、

「ホームレス状態を生み出さない社会を作る」

ことを目標に活動しています。

若い方でも、さまざまな事情で、ホームレスになってしまう事情も出てきています。

だからこそ、誰もが、何度でもやり直せる社会を作る必要があるとのこと。

上記でお伝えした、「HUBchari」事業の他にも2018年6月には自立支援施設「アンドセンター」を設立。

自立支援施設「アンドセンター」を作り、そこで生活しながら、働けるところを見つけ、再出発できるようサポートしているそうです。

ホームレス状態になった方に、「あの施設に行けばなんとかなる」という場所を提供すべく、5階建てのビルに20人分の個室が用意されています。

シャワー室やキッチン、ランドリースペースに加え、食料や衣類の準備をしているため、
「HUBchari」も合わせると住まいと貯金と仕事を段階的に得られる「中間的就労」の場づくりができるようになりました。

Homedoorでも就労支援として、ホームレスだった人を雇用し、駐輪場管理、マンション清掃、駐車場清掃、内職などの仕事ができるようにしています。

Homedoorの支援のおかげで、ホームレスから脱出できた方もたくさんいるようです。

不況、倒産、傷病、人間関係のトラブル、一口にホームレスといっても様々な事情によりこういった生活を余儀なくされている人がほとんどですが、中には「人の手を借りることは恥である」と考える人もいるようです。

そんな人々にも一対一の地道なコミュニケーションを重ね、「よかったらうちに来てください」と強制することなく、あくまで食事や入浴などのキッカケを作った上で”Homedoor”へ勧誘することでホームレスの人達からの信頼や人望を得ているそうです。

Homedoorは、2015年にはGoogle社による非営利団体のテクノロジー世界一を決める企画「Google インパクトチャレンジ」でグランプリ賞を受賞しています。

川口加奈さん個人でも「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」再出発サポート賞を受賞しています。

他にも受賞歴があるのでまとめてみました。

Homedoor/川口加奈さんの受賞歴

・Googleインパクトチャレンジ グランプリ
・人間力大賞 グランプリ
・内閣総理大臣賞
・30 UNDER 30 JAPAN
・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019
などなど、他にも多数の受賞歴があります。

詳しく紹介しますね。

2015年
社会の課題解決にチャレンジする非営利団体を支援する「Googleインパクトチャレンジ」でグランプリ。

2017年
・青年版国民栄誉賞とされる日本青年会議所主催の「第31回人間力大賞」でグランプリ
・内閣総理大臣奨励賞
・参議院議長奨励賞受賞

フォーブス誌による日本を変える30歳未満の30人として「30 UNDER 30 JAPAN」の
30人に選出されソーシャルアントレプレナー部門で受賞。

2018年に活躍した女性日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」で再出発サポート賞。

ソーシャルな活動が評価され素晴らしい受賞を、その他多数、獲得。

また、

川口加奈さんの経験やホームレス問題への取り組みを記した著書『14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」』も発売しています。

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川口加奈(社会起業家)の学歴

小学校:千葉県浦安市立美浜南小学校
(小1-4年生)
:大阪府高石市立羽衣小学校
(小5-)
中学校:私立大阪女学院中学校
高校:私立大阪女学院高校
大学:大阪市立大学 経済学部

父親の仕事の都合で小1~4年生は、千葉県浦安市立美浜南小学校。

大阪に戻り、大阪府高石市立羽衣小学校に転校。

私立大阪女学院中学校

私立大阪女学院高校(普通科 理系)

 

川口加奈さんは私立のミッションスクールで中高一貫の大阪女学院中学・高等学校に通っていました。

川口加奈さんは中学生がホームレスの人々を襲撃した事件の記事を見たことがきっかけで全校集会で同世代に講演したこともあるそうですが、想いが伝わらず悔しい経験もしています。

高校2年のときには米国ボランティア親善大使に選ばれ、ワシントンD.C.で全世界の同年代の大使と触れ合いますが、この時には、貧困問題で大人顔負けの活動実績のある同年代の学生に圧倒されます。

高校時代は、ボランティア部で啓発活動や夜回りを中心に活動を続け、大阪市立大学に進学したのもホームレス研究が進んでいたことから。

大阪市立大学経済学部を、2014年(平成26年)卒業。

NPO「Homedoor」は大学の友人たちと設立していますが、実は川口加奈さんはソーシャルベンチャーを起業するつもりなんてなかったそうです。

3組しか参加できないNEC社会起業塾に史上最年少で参加することになったのも、立ち上げメンバーの一人が「活動するなら、組織としてきっちりさせよう」と、独断で申し込んだのがきっかけだったそうですよ。

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川口加奈の家族(両親/兄弟)

川口加奈さんの父は会社員、母は実家の自営業を手伝っていました。

2歳上の兄は私立中学に進学し、川口加奈さんも中学受験をして私立の中学に進んでいることから、比較的経済的には恵まれた家庭だったことが伺われます。

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川口加奈(社会起業家)まとめ


2022年3月15日火曜日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、社会起業家・川口加奈さんが紹介されました。

今回は、社会起業家・川口加奈さんは結婚しているのか、経歴やプロフィール、学歴(高校や大学)、認定NPO法人Homedoorについて気になり調べてみました。

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